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『中央研究所紀要』 第16号

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第16号 [平成18年] (2006年12月15日発行)

覚せい剤事犯受刑者の実態に関する研究 PDF(2.93MB)
鴨下守孝,高橋哲,藤野京子,栗栖素子,赤塚康
【要旨】
覚せい剤取締法違反は,矯正施設における被収容者の罪名のうち最も多いものの一つである。本研究は,全国の刑事施設において覚せい剤取締法違反により受刑している者を対象として,自己使用の有無,違法薬物の使用頻度や期間,薬物使用に対する態度,依存の重症度の程度,性格傾向等について調査を実施した。その結果,自己使用者の多くが,精神医学的な指標から薬物依存者に該当すること,薬物使用以外の他の嗜癖的行動の併存が高率で認められ,特に,女性の多剤乱用者においてその傾向が顕著であること等の結果が得られた。本研究の結果を踏まえた上で,刑事施設における覚せい剤事犯者に対する治療及び処遇の在り方についても考察を加えた。

(参考資料)刑事施設における薬物依存離脱指導プログラムの状況及び展望 PDF(1.26MB)
赤塚康
【要旨】
本資料は,「覚せい剤事犯受刑者の実態に関する研究」の予備調査として,各施設から提示を受けた薬害指導の処遇プログラム,関係職員等に対するアンケート調査の結果等を検討する過程で,共同研究者である赤塚康客員研究員が,「薬物依存離脱指導」の在り方について考察したもので,参考資料として付加するものである。
矯正職員の職務意識及び心身の健康管理に関する研究(その2:少年施設職員編) PDF(3.63MB)
鴨下守孝,高橋哲,栗栖素子,岡部俊六,北村大
【要旨】
本報告は,中央研究所紀要第15号に発表した「矯正職員の職務意識及び心身の健康管理に関する研究(その1)」の続報であり,矯正職員の職務に対する意識と心身の健康管理状況を調査し,執務環境の整備と円滑な職場環境づくりの参考となる基礎資料を得ることを目的として実施したものである。本報告では,少年院及び少年鑑別所に勤務する職員の回答について,職位及び所属部門別に検討を加えるとともに,同一の設問に対する刑事施設職員との回答傾向の差異を対比して論じた。その結果,矯正職員の繁忙感や業務負担感が全般的に強いこと,職務内容について周囲からの理解が得られ難いと認識していること等の結果が得られた。
受刑者,少年院在院者及び少年鑑別所在所者の生活と意識に関する調査(その1:成人編)PDF(2.61MB)
佐藤良彦,木村正孝,北村大,近間真紀子,栗栖素子
【要旨】
本調査は,被収容者の価値観や意識の変化を時系列的に比較検討し,矯正処遇の一層の充実を図るための資料を得ることを目的としている。具体的には,受刑者1,000人を対象として質問紙調査を実施し,収容生活に密接に関係する領域(生活満足度,被収容生活意識など)や,処遇を実施する上で参考となる領域(被収容者の家族意識,社会満足度,犯罪意識など)について幅広く回答を求めている。今回の調査は,受刑者を対象とした第1回目の調査であり,今後は,5年後に同一方式の調査を実施し,その結果を「その2」として報告する予定である。

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